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動物たちの戦争

九月も終わりだというのに、今日は27度!勝手にエルニーニョしてるロンドンです。

今日は、仕事帰りの母と待ち合わせて、前から行きたかったAnimal's Warエキシビジョンに行ってきました@Imperial War Museum.


第一次世界大戦から現在にいたるまで、戦争や災害時に重要な役目を果たした動物たちに焦点を当てて開催されるエキシビジョン。第一次世界大戦中に人のために貢献した動物はおよそ1,600万と言われている。象やラクダは人や物資を運ぶために働き、また第二次世界大戦で活躍した伝書鳩は20万羽とも言われている。

上のイルカなんて、特別に訓練された海底の地雷を探知するイルカなんですよ。いっぱしにヒレにカメラとかつけてるし。

その他にも、


地雷を探知するラットでしょ(訓練費が犬の1/5らしい)、


ノルマンディからロンドンまで4時間で着く、超高速の伝書鳩でしょ、


塹壕などでいちはやく有毒ガスを察知するカナリアでしょ、
これはまだヒナ。


爆撃の中、陣地まで手紙を運ぶ伝達犬でしょ、

あと個人的にショックだったのは、爆弾を身体に巻きつけたまま敵地に突進して自爆する、通称・カミカゼ・ラクダ。( ;゚Д゚)

もう、人間なんかが代表するのは恐れ多いくらい、自然界はヒーローの宝庫。

戦時中は、一般家庭のペットの犬を召集(…押収?)して、軍用犬として訓練して前線に送り込んだりしてたらしい。明日いきなり戦争が始まったとして(まあ今もしてるんだけど)、私とママと妹は女だからとりあえずOKとして、パパはもはや戦力外、となると一番怖いのはアッシュに来る召集令状…だな…。

たぶん家族で必死の抵抗。
「コイツ図体でかいくせに花火とかすごくダメなんです、音にも敏感で爆撃なんか耐えられません、プライドも高いのでネズミとか食べるくらいなら自殺を図ったりするかも、とにかく絶対お役にはたちませんからうわああああああん!!!!」

それでも連れていかれることになったら。
「戦地でも手が空いたらディスク投げてやってください、なるべく爆音のしないところにいさせてください、お水はきれいじゃないと飲みません、好物は意外にもお魚です、大好きな毛布を持たせますのでその上で寝かせてやってくださいうわああああああん!!!!」

(でも案外いい働きをするとも思うのよ。)

また、Blitz(ドイツ軍の空襲)下のイギリスでは、空襲の混乱で犬・猫が飼い主とはぐれてしまった場合に備えて、特別な登録制の首輪を支給したんだとか。日本の場合、非常時には割とすぐ「人間様>>>畜生」みたいな公式ができあがってしまうような気がするのですがどうでしょう。

もし「犬なんかおいていっちまえ!!!」と言われたら、私は相手がポル・ポト政権だろうが関東軍だろうがミロシェビッチだろうが、悪いけど防災ヘルメットで殴るね。

入り口に書いてあった、

動物たちは、宣戦布告もなく、常に人間からの戦争を挑まれています。彼らの奉仕は一方的で、彼らにはジュネーブ条約も国連の援助も適応されないのです。

という言葉が印象的でした。

この世界の全ての四つ足たちに、人間は生かされていると思うのです。

大学生ブログ選手権←とかいいつつベジタリアンじゃなくてゴメンなさい。

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Mayumi reviews」カテゴリの記事

コメント

こんにちは、まゆみさん。
今回の記事、とてもとても興味深い話題、そして同時にとてもとても難しい問題をはらんでいますね!? 
私たち人間が地球上で生活するうえで、他の生物と共存していくことは不可欠ですが、それぞれの生物(特に人間)が生きていくためには、他を殺生していかなければならない.......。それが食糧のためなのか、今回のように別の目的によるものなのか、状況は様々で、その線引きがとても難しいと個人的には感じています。ベジタリアンや動物愛護団体の方々が示される線引きの基準も多くの矛盾をはらんでいますし、結局は個々の主観的な見方に委ねるしかないのか?!と........。
差し当たり、自分が浸かっている社会の常識にしたがい、無意味な殺生をできる限り避けることしか、今の僕にはできないような気がします.......。う~ん、なんかちょっとモヤモヤした感じ......。スミマセン、訳のわからない独り言みたいになってしまって(汗)。

投稿: onigiri15 | 2006年9月22日 (金) 19時27分

色々な意見がありますよね。私も犬を飼っている身なので、全ての動物に感情移入してしまって大変です。あまり極端な思想は持ち合わせていないつもりですが、なるべく自然に逆らったり抗ったりしたくないですね。

投稿: まゆみ→onigiri15さん | 2006年9月29日 (金) 10時31分

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